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設定保存できるLinuxライブUSBの作り方 (USBメモリーにLinuxを入れて利用)



USBメモリーにLinuxとは

USBメモリーにLinuxをインストールすることで、既存のWindows環境を壊さないで、Linuxを試すことができます。
USBメモリーは安く1000円くらいで、32GBを購入できます。

個人的には、会社の出張で、夜PCを使う場合、USBからLinux起動できれば、会社のセキュリティに関係なく、
自由にインターネット利用できるのかと思っています。


仮想環境ではなく、USBメモリーの理由

仮想環境で、GUIを利用すると、遅い感じがしたり、新しめのウィンドウシステムを利用できないですが、
USBメモリーのLinuxは問題ありません。


準備

ISOをUSBに書き込むソフト

ソフト 説明
Rufus
(ルーファス)
オススメ
https://rufus.akeo.ie/?locale=ja_JP
・公式サイトに日本語もある。
・設定保存のOSを作成可能
特徴
・パーテション分けることで、4GB以上の保存領域を作成できる。
・他と比較して書き込みスピードが速い
注意
・インターネットからファイル取得が必要
UNetbootin https://unetbootin.github.io/
・Windows, Mac, Linux対応
・設定保存のOSを作成可能
・4GBまで保存できる。
Linux Live USB Creator http://www.linuxliveusb.com/
Universal USB Installer https://www.pendrivelinux.com/universal-usb-installer-easy-as-1-2-3


USBをFAT2でフォーマット

Windowsの場合、USBメモリーを右クリックして、USBをFAT32で、フォーマットします。
20210116-003619.png_nolink


UNetbootinを利用する方法

UNetbootinは、フォーマットしてくれないので、事前にフォーマットしておきましょう。

設定保存できる最大は、4G

FAT32なので、設定保存できる最大は、4Gみたい。9999MBを指定しても、4Gになる。
USB直下の「casper-rw」ファイル

もっと保存したい場合は、USBにパーテション切ればできるみたい。

BIOSではなく、EFIの場合

BIOSではなく、EFI起動するマシンの場合に設定保存するには設定変更が必要らしい。

boot/grub/grub.confに、「persistent」を追加する

■変更前
menuentry "Ubuntu" {
	set gfxpayload=keep
	linux	/casper/vmlinuz  file=/cdrom/preseed/ubuntu.seed maybe-ubiquity quiet splash --- debian-installer/language=ja keyboard-configuration/layoutcode?=jp keyboard-configuration/modelcode?=jp106
	initrd	/casper/initrd
}


■変更後
menuentry "Ubuntu" {
	set gfxpayload=keep
	linux	/casper/vmlinuz  file=/cdrom/preseed/ubuntu.seed maybe-ubiquity quiet splash --- debian-installer/language=ja keyboard-configuration/layoutcode?=jp keyboard-configuration/modelcode?=jp106 persistent
	initrd	/casper/initrd
}


Rufusを利用する方法

Rufusは、最初にUSBメモリーをフォーマットしてくれるので、事前にフォーマット不要です。

デバイス USBメモリーを選択
ブートの種類 LinuxのISOイメージファイルを選択
保存領域のサイズ MAXを指定しましょう。
FAT32でも、Rufusだと、4G以上作れるらしい。




「はい」を選択します。




「ISOイメージモードで書き込む(推奨)」を選択します。
2,3分で書き込みが終了します。

こんな感じになります。

別パーテションが作られます。


4G以上の保存領域

https://qastack.jp/ubuntu/1051543/how-to-make-a-live-ubuntu-18-04-usb-with-a-persistent-storage-of-more-than-4gb


USBメモリーからのブート

BIOS(UEFI)で、USBから起動するように設定しましょう。

HP PCの場合

  1. コンピューターの電源を入れるか、再起動します。
  2. 画面に何も映っていないうちに、[F10] キーを押して BIOS 設定メニューに入ります。
    BIOS 設定メニューは、一部のコンピュータにf2またはf6キーを押すことによりアクセス可能です。
  3. BIOSが開いたら、ブート設定にアクセスします。
    • ノートブックPCの場合: [Storage] (ストレージ) タブを選択し、[Boot Options] (ブートオプション) を選択します。
    • デスクトップPCの場合: [System Configuration] (システム構成) タブを選択し、[Boot Order] (ブート順) を選択します。
  4. 画面に表示される指示に従って、起動順序を変更します。


DELL PCの場合

DELL XPS 13 の場合

外付けドライブを接続した状態で、F12キーを連打して頂くと、Boot Option画面に外付けドライブが表示されます。


Lenovo PCの場合

ThinkPad

  1. システムのUSB端子に、USBデバイスを接続します。
  2. システムの電源をオンにします。「 F12」ボタンを押すと、すぐにThinkpad のロゴが表示されます。
  3. 選択メニューの画面が表示されます。矢印キーと「Enter」を押して、USBドライブを選択します。


Windowsの場合

  1. Shiftキーを押しながら再起動をクリックしてください。
  2. 「デバイスの使用」をクリック
  3. 「EFI USB Device」を選択します。


Linuxの操作

起動画面で、 「Ubuntuを試す(Try Ubuntu without installing)」 を選択しましょう。





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